- ドラッグ&ドロップにより、再利用可能なステップを組込み編成できます。
- テストの実行時、テスターは、AscentialTest により表示されるインストラクションに従い、アウトプット、ノート、イメージ、およびアタッチメントをのキャプチャーします。
- 手動テストの結果は自動テストの結果と共に保存されます。
- AscentialTest は、テスト サイクルをカバーする複雑なレポートを生成できます。
AscentialTest は、ドラッグ&ドロップにより、次の4ステップでテストを作成します。
1. ステップのビルド
- テスターのインストラクションとなるアクションをリストします。
- 各ステップはアクションの連続としてビルドされます。
- ステップの再利用のため、パラメータを設定します。
- 必要なら、Action Explorer からドラッグ&ドロップにより、フローコントロールとコンディショナル ステートメントを追加します。
- 定義したステップをグループ内にまとめられます。
- ステップの名前やパラメータを変更した場合、そのステップに依存するテストは自動的にアップデートされます。
2. テストの作成
テストは、ドラッグ&ドロップによるステップのアセンブルによりビルドされます。
ステップ ライブラリが充実すると、速くテストを作成できます。
ステップによるアプローチの利点は、アプリケーションの展開時に現れます。すなわち、アプリケーションの各バージョンでは変更により影響を受けるステップのみの修正で済みます。これらのステップを使用するすべてのテストは自動的にアップデートされます。
これは、時間とリソースを節約するばかりでは無く、テストはいつでもアップデートされ準備されている事を意味します。
- テストは、ドラッグ&ドロップにより連続するステップを選択して作成します。
- ステップのアウトプット データは、続くステップのインプットに引き継がれ、テスターは、このセッションに指定されたデータと共に、続くステップのテスト インストラクションを受け取ります。
- テスターが関連するテスト データをアップデートできるように、データ ルックアップをインストラクション内に含めることができます。これはデータ サーチ時間の節約およびデータ エントリー エラーを除去します。
- テストによって期待されるデータ タイプが関連付けられたフィールドを持つデータ テーブルを生成します。
- ステップまたは共通の設定を横断してパラメータを引き渡します。
- テストの名前やパラメータを変更した場合、自動的にプロジェクトがアップデートされます。
- ステップが変更されると、テストは自動的にアップデートされます。
- 手動ステップと自動ステップを1つのテスト内に組み込めます。
3. テスト データの入力
データ テーブルは、テストが期待するインプットに基づき、AscentialTest により自動的に生成されます。
AscentialTest テーブルは、特にテスト データのメンテナンスのため、スプレッドシートを超える高機能を提供します。すなわち、単純な文字列の代わりに、AscentialTest は複雑なリストおよびレコードを含み、テストに必要なデータ タイプでデータを保存します。
ユーザはテストからこれらのテーブルを生成するか、または専用のエディターを使用してこれらをグラフィカルに構築出来ます。
ユーザはデータのみ提供する必要があります。
- フィールドは、テストが必要とする データ タイプで自動的に生成されます。
- ピックリストはインプット エラーを最少化し、テスト データの入力時間を節約します。
- AscentialTest テーブルは、レコードおよびリストを含む複雑なデータ構造をサポートします。
- データを .csv ファイルからインポートできます。
- パスワードおよび他の外部からの影響を受けやすいデータは、ユーザが見えない様に変換され暗号化されて入力されます。
- データは、それを必要とするテストで再利用されます。
- AscentialTest には、テスト データを編集するスタンドアローン アプリケーションが含まれています。
- AscentialTest にはまた、ランダム データ ジェネレータが含まれています。
- INI、ASCII または XML ファイルと同様、ODBC データベースを簡単に使用できます。
4. テストの実行
手動テストでは、AscentialTest はテスターをガイドし、アウトプット、ノート、およびアタッチメントをキャプチャーするウィンドウを表示します。
- テストの間、アプリケーションのイメージがキャプチャーされ、テスト結果およびエラー レポート内に含められます。
- すべてのテスト結果は、将来におけるレビューと監査規定のため、日時、テスター名および遂行されたアクションと共に記述されます。
- AscentialTest の特別バージョンである “手動テストエディション” が別売されています。